第四回「私はどうせ嫌われる人なんだ」と思っている人へ。あなたが「愛される人」になるために知るべきこと
今回の連載では、周りから言われたわけでないのに、自分が「私嫌われてるかも」思ってしまう問題について、
結論から先にお伝えしましょう。アイデンティティの大部分は、0〜12歳の間に形成されます!
もしかすると、このような話を聞いたことがある人は、多いかもしれません。
では、、、
なぜ、0〜12歳までの間なんでしょうか?
また、なぜ幼い時の方が形成されやすいのでしょうか?
ぜひ、まずはご自身の頭の中で考えて見てください。
そして、必ず、あなたは知っているはずです。
なぜなら、あなたの中に答えがあるからです。
なぜ、0〜12歳までの間なんでしょうか?
また、なぜ幼い時の方が形成されやすいのでしょうか?
これらの問いに対する答えとしては、
・脳科学的観点
・心理学的観点
の2つの観点から書いていきたいと思います。
脳科学的観点からすれば、
人間の脳神経回路は、0〜12歳までに90%以上完成すると言われているんです。
脳神経回路は、考えの道筋になるので、
その道筋が整備されるイメージなので、
草ボーボーすぎて人が歩けないほどの野原に、
人が通るための道を整備していく感じですね。
そのように、誰しもが0歳から12歳までの間に、
脳神経回路を完成させていきます。
では、一体どのような基準で、
その脳神経回路を完成させていくのでしょうか?
この問いに対しては、
心理学的に整理することができます。
ぜひ、心の観点を取り入れて、
イメージワークをしてみましょう。
もし、あなたが以下の状況に置かれたら、
どんな気持ちになりますか?
それは一人では何もできない状況です。
食べることもできない
着替えることもできない
移動することもできない
意思の疎通もできない
全く何もできない状況
そんな状況に明け暮れたあなたに、
そっと寄り添ってくれる存在がいます。
その人は、
あなたが食べるのを手伝ってくれて、
あなたが着替えるのを手伝ってくれて、
あなたが移動するのを手伝ってくれて、
あなたが意思疎通するのを手伝ってくれます。
あなたが生きるために、
必要なことをしてくれる人です。
そんな人が現れた時、
あなたは、その人に対して、
どんな気持ちを抱くでしょうか?
きっと、あなたは、
その人を手放したくないと思うでしょう。
そんなあなたは、
その人が自分の側にいてくれるために、
その人が自分を好きになるために、
その人が自分を嫌いにならないために、
どうすればいいのか必死に考えるのです。
そして、ある時、あなたは、
その人から好かれる法則
その人から嫌われる法則
を発見するのです。
私は、この法則だけ守ればいいんだ!
そして逆に、
私はこの法則を破れば、
生きていけないんだ。
このように強烈に思うのです。
そのように、
あなたは、ずっと今日まで、
この法則を守って生き続けてきました。
この法則を守るための思考回路そのものが、
脳神経回路に影響するのです。
もうお判りかと思いますが、
ここで登場するあなたを支えてくれた人というのは、あなたを育ててくれた人です。
多くの人は、母親になります。
このように、赤ん坊で何もできなかった当時は、
育て親に依存するしか生きる道がありません。
だからこそ、育て親に合わせた思考回路が形成されるのです。
例えば、母親が、
感情的に起伏が激しい場合は、
その子供は、
自分よりも周りを優先して思考する人
になったりします。
このように、思考回路が形成され、
脳神経回路の道筋が決定されるのです。
その子供時代の思考回路が、
大人の思考に与えている影響力は、
90%以上と言われています。
だからこそ、
自分を理解するためには、
幼少期の自分の思い方にフォーカスを当てる必要があるんです。
そして、
その思い方に囚われる生き方ではなく、
そこから自由になって、
思考できるようになることが大切なのです。
では、どのように、
その幼少期の思考回路から自由になることができるのでしょうか?
そのためには、先ず、「自由になれない原因」を理解することが必要です。
そのことについては、
次の記事で説明しますね♩
本日も最期まで読んでくださり、
ありがとうございました^^
Ninshiki Counselor. Takato
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