第五回「どうせ私は嫌われる人なんだ」と思っている人へ。あなたが「愛される人」になるために知るべきこと

こんにちは!

こんばんは!


初対面の人から「嫌われているかも」と思っちゃう原因分析シリーズ、第5弾になります。


なぜか、いつも繰り返してしまう「嫌われているんじゃないか」という考えの背景には、


「どうせ、私は〇〇な存在なんだ」


というアイデンティティの規定がありました。


0歳〜12歳の間に、

脳科学的にも、心理学的にも、アイデンティティが形成されていきます。


では、ネガティブな考えを生み出すアイデンティティを手放すためには、どのようにすればよろしいのでしょうか?


そのためにも、先ず、「手放せない原因」を理解していきましょう。

過去に形成されたアイデンティティに固定されるワケは、「脳の仕組み」にあった!


前回の記事で、幼少期の記憶から思考回路が形成されていくお話をさせていただきました。


0歳から12歳の間の経験体験が、アイデンティティの形成に影響を与えます。


では、なぜ人は、大人になってもなお、過去に形成されたアイデンティティに固定されるのでしょうか?


例えば、過去に縛られることなく、今この瞬間新しい自分に生まれ変われたら、どんなに良いでしょう。


また、「昔の過去と今は違う。」そう理解して、過去と決別できたら、どんなにいいでしょうか。


それでは、一体なぜ、人は、過去の中に生きてしまうのか?


実は、脳の仕組みに原因があったんです。


その理由を理解するために、お見せしたいものがあります。


それが、こちらの画像になります。

いったい、瓶の中には何がいますか?


この画像を見て、


もし、「愛し合っている男女の姿」が見えていれば、


あなたは、しっかり脳を使えています。


しかしながら、


実は、瓶の中に、

愛し合っている男女はいません。


瓶の中にいるのは、イルカの群れなんです。


よくよく、じっくりと見てみてくださいね。


では、なぜ、実際にいるのは、イルカの群れにも関わらず、「愛し合ってる男女の姿」が見えたのでしょうか?


それは、過去に愛し合ってる男女の姿を見たことがあるからです。


同じ絵を、

小学校1年生に見せれば、当然のように「イルカ!」と答えるんです。


つまり、人は、今見ているものを認識するのではなく、過去に見たものをつなげながら今を認識する傾向があるのです。


これは脳の仕組みの1つ「過去と繋げて今ここを認識する」から由来をしていまいます。


例えば、

実際、日常生活の中でも、このような経験は無いでしょうか?


仕事で出会った取引先の人、もしくはお客様に対して、


初対面であるのにもかかわらず、


「なんか私、この人苦手だな」
と思ってしまう・・・


挙句の果てには、変に気を遣ってしまい、コミュニケーションががおぼつかなくなり、相手を怒られせてしまう。


もし、似たような経験があるのであれば、あなたはきっと、過去そのような人に対して何か悪い思い出があるはずです。


つまり、目の前の人と出会っているつもりにもかかわらず、反射的に、過去に出会った苦手な人と繋げて目の前の人を認識するのです。


これが「脳の仕組み」と言えます。


つまり、過去の経験則が多ければ多いほど、「今だけ」が認識しにくくなります。


歳を重ねて、頭が硬くなる人っていますよね。

けれども、反対に、


頭が固い子供って、絶対いませんよね(笑)


そのように、人間は、頭が真っ新な赤ん坊の状態から、様々な経験を通して経験を身に付けていき、大人になっていきます。


もちろん、経験則が多ければ、その経験則が役に立つこともありますが、逆にその経験則が邪魔となり、人間関係の問題、仕事でのトラブルなどなど、様々な問題を引き起こしてしまう要因になってしまうのです。


では、過去のアイデンティティーを手放せない原因は分かりました。


そんな過去のアイデンティティーを手放すことができるようになれば、いったい未来が手に入るのでしょうか。


脳の仕組みの限界を突破することができれば、あなたの「私嫌われてるかも」とついつい思ってしまう思い込みを、綺麗さっぱりなくすことができるようになり、目の前の人の可能性を決めつけることなく、素晴らしい人間関係を築くことができるようになります。


また仕事でも、過去のやり方や過去の経験則に囚われることなく、常に今までになかった全く新しいアイデアを大量生産することができるようになり、クリエイティブな人材になることができます。



そして、組織全体としても、どんなに過去の業績が悪かったとしても、「今この瞬間どんな会社を作りたいのか」「どんな働き方をしたいのか」に集中することができ、非常にモチベーションを高く、みんなが思う理想の会社に向かって、一致団結することができるようになります。


それでは、一体、どのようにしたら過去のイメージ経験則に縛られることがなく、今この瞬間「どんな自分になりたいのか」「どんな人間関係を築きたいのか」「どんな人生を送りたいのか」と考えられるようになるのでしょうか。


その解決策については、次の記事でお伝えいたします♪次回が最終回です。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


Ninshiki Counselor. Takato




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