第三回「どうせ私は嫌われる人なんだ」と思っている人へ。あなたが「愛される人」になるために知るべきこと
こんにちは!
こんばんは!
今回で連載3回目になりました。
「どうせ私は嫌われる人なんだ」と思っている人へ。
あなたが「愛される人」になるために知るべきこと
をテーマに、3記事目になります。
まだ、前の2つの記事を読んでないよ!という方は、ぜひ、先にコチラをお読みくださいね。
第一回
第二回
第三弾は、前の記事で登場した「アイデンティティ」という重要単語を説明するための記事です。
前回までの流れをババッと説明すると、
なぜか、初対面の人なのに「私嫌われているかも」と思ってしまいませんか?
↓
その原因は、そもそもあなたは目の前の人と出会ってないから!
↓
目の前の人と出会ってないってどういうこと?
それを解説するための質問
①実際に嫌いって言われたの?
②なぜ、嫌われたって思うの?
↓
この質問をしていけば、必ずアイデンティティに辿りつく!
私は、嫌われる存在なんだ!これが根っこ!
↓
まずは、普段聞きなれないアイデンティティという単語を理解しよう
こんな感じの流れになりますね〜!
もし、詳しく振り返りたい方は、前の記事をもう一度読んでみてくださいね!
それでは、今回の記事のテーマに入っていきましょう^^
私は嫌われるって思う原因にあるのは、アイデンティティだった!
とっても、とっても、とっても大事なポイントだから、復習!
アイデンティティ・・・
これって、なかなか馴染みのない言葉ですよね。
アイデンティティを、英和辞典で調べると、このような意味が出てきます。
identity【アイデンティティ】
・主体性
・同一性
・らしさ
・独自性
・自己認識
はて?
どういう意味でしょうか?笑
ますます分かりにくくなりましたが、
分かりやすく整理すれば答えはシンプルです。
アイデンティティを英語にすればIdentityになり、
これは、みなさん、日頃からよく使っている英単語の一つ
Identification(ID)と意味が近いんです。
ID:
Pass:
よくWEBサイトにログインするときにIdentification(ID)って使いますよね。
このIDです。
このIdentificationとIdentityは兄弟のような存在なんです。
では、あなたは普段IDってなんのために、使ってますか?
それは、
「個人を識別するため」ではないでしょうか?
あなただけのオリジナルの番号が割り振られていたり、
また、あなたのメールアドレスが、IDに該当したりします。
このように、
あなたをあなただと識別する道具が、IDなんだ!
とここでは理解しましょう。
例えば、
人間に名前をつける習慣がないと、
生活する上で、とても不便ですよね。
自分についても、相手についても、
コミュニケーションがしづらいはずです。
なので、社会では、
一人一人を識別するための道具として「名前」を用いますよね。
このように、あなたをあなただと識別するための道具が、Identificaton(ID)なんです!
そして、このIdetificationの兄弟的存在であるIdentityは、
「あなたをあなただと識別する自己イメージ」という意味合いになってきます。
ただの道具ではなく、自己イメージなので、より概念的になってきますね。
より、これを簡略化して表現すると、
「自分自身をどう思うのか=私は〜〜〜な存在なんだ」
というのがアイデンティティだということになります。
この「私は〜〜〜な存在なんだ」がいうジコイメーイがあれば、
先ほど英和辞典の訳で登場した
・主体性
・同一性
・らしさ
・独自性
・自己認識
これらは成立しそうですよね?
ここで、ある物語を出して、「アイデンティティがどのように人生に影響を与えるのか」を考えてみたいと思います。
家庭を持ち子供もいる一般的なサラリーマンAさんの物語です。
平日は、家族を養うために頑張って働くサラリーマン。
小さい会社ではありますが、その分、人間関係は良好です。
上司である部長とは長年の付き合いなので、信頼関係はあります。
性格的には、真面目なAさんは、
社内では周囲から信頼される存在です。
仕事での不自由はありません。
平日の金曜日を迎えたら、
ようやく家族との時間です。
息子は今年から小学生。
休日にはそんな息子も連れて、
家族で外出するのが恒例行事になっています。
次の休みの時には、どこに家族を連れていってあげようか?
こうして考えることが、
Aさんにとって、もっともワクワクすることでした。
そんなAさんに、ある日突然、大きな転機が訪れます。
なんと、
社長と部長が、同時に、病で倒れてしまったのです!
これは、Aさんにとって、衝撃的な出来事でした。
その日を境にAさんの部署は大混乱。
Aさんは、急遽、所属する部署の部長代理になりました。
今までは、自分に与えられた仕事を追えばいいだけでしたが、
部署全体の仕事を追わなくはいけません。
Aさんの思考は、てんやわんや状態。
正直、Aさんにとっては、絶望的な状況です。
「部長だけでも大変なのに、社長もいないなんて・・・」
多くの仕事を抱え込んだAさんは、仕事のやり方を大きく変える必要がありました。
しかし、懸命努力したAさん。
毎週の楽しみだった家族との外出を、
しばらくの間辛抱し、ガンバって仕事に励みました。
こうして2ヶ月が過ぎた頃、
Aさん自身も驚いたことがおきました。
Aさんが部長代理を務める部署の成績が、
以前と比べて上がっていたのです!
気づかぬうちに、Aさんは仕事の効率を格段にUPさせていたのです。
以前までは、仕事を振られても自分一人で抱え込んでしまうタイプでしたが、
今では、仕事の振り方を習得し、チームで仕事をするようになりました。
また、自分だけでなく、部下のマネジメントにも手が行き届くようになり、部下も以前にもまして自発的に仕事するようになったのです。
この状況には、Aさんが一番驚いたことでしょう。
絶望的だった当初の状態から、このような変化を作ることができるなんて、誰一人考えていませんでした。
その結果、そのあと、Aさんは正式に部長職に就くことになりました。
今回の経験を通して、大きな自信を得たAさんは、以前にも増して生き生きと仕事をするようになったのです。
そして、仕事で大きな自信をつけたAさんは、家族に対する接し方も変わりました。以前にも増して、家族を楽しませる方法を考え、大きなアクションをするようになったのです。今までは近場に出かけることが多かったのが、車を走らせてプチ宿泊旅行するようになりました。
これには奥さんも、子供も大喜びです。
そんな、たった約3ヶ月間で大きく変化したAさん。
そんなAさんの姿を見て、変化を感じた奥さんからは、
「なんか前と比べて笑顔が多くなったよね」
と言われるようになりました。
いかがでしたでしょうか?
この物語を読んで、どんなことを感じたでしょうか?
元々は、ごくごく普通にいそうなAさんでしたが、
転機を通して大きく変化してしまいました。
ぜひ、考えていただきたいのは、なぜAさんは変化することができたのかという点です。
Aさん、頑張ってたじゃん!
家族との時間も減らして努力したのが、実ったんだよ!
この話は、「頑張れば報われる!」ってことを伝えたいんでしょ?
もしかすると、そのように思うかもしれません。
そして、これらは間違いではありません。
しかしながら、今回は、
努力は実る!という、どこにでもあるメッセージを伝えたいわけではありません。
今回の物語は、
何を変化すれば人は変化するのか?
つまり、人に最も影響を与えるのは何か?
という問いについて考えるための物語なんです。
では、これらの問いに対する答えはなんでしょうか?
その答えはシンプルです。
それは、アイデンティティが変わったから、変化することができたんです。
この場合のアイデンティティとは、会社内でのポジションになります。
前までは、役職に就いていなかった前段階。
そこから急に部長代理になった後段階。
この前後では、Aさんの見える景色が全く異なります。
今までは、自分に与えられる仕事の範囲しか見えていませんでした。
しかし、その範囲が、「グイグイー!」と大きく広がってしまったのです。
すると、「こんなにも増えた仕事を、どうこなそうか?」「部下をマネジメントするためにどうすればいいか?」と”考え”が変わり、
より全体をまとめるために必要な”言葉”や”行動”を選択するようになります。
こうして、
アイデンティティの変化
↓
考えの変化
↓
言葉・行動の変化
↓
人生の変化
という風に、ドミノ倒しのように変化していくことができるのです。
また、物語の最後、仕事で成果を出したAさんには、
「私は仕事ができる存在なんだ」という自己認識が加わり、
その結果、家族との関係性も変わることができました。
そのように、アイデンティティは、人生に大きく影響を与えるのです。
例えば、もしあなたも、
「明日から、年商100億円企業の社長になってください」
と言われたら、今までと同じ考え・行動はしないですよね?
それくらい影響力を持っているのが、アイデンティティです。
そんなアイデンティティについて、
いまは、
アイデンティティ
=あなたをあなただと識別する自己イメージ
=自分自身をどう思うのか
=私は〜〜〜な存在なんだ
と理解しておきましょう!
これで、もしテストで
「アイデンティティとはなんですか?」
と聞かれても、あなたは100点を取ることができるでしょう!
※先生により表現方法が異なるため、保証はしません(笑)
では、それほど大事なアイデンティティについての理解を深めるために、
「もう一つ理解しておきたいこと」があります。
それは、
アイデンティティは、いつ形成されるのか?
という話です。
これについては、次の記事でお伝えしていきますね!
今回も最後まで読んでくださり、
誠にありがとうございました♩
Meta Ninshiki Counselor. Takato
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