アジアから再び世界のリーダーになる日本-平成生まれだからこそ、8月15日終戦記念日を語りたい-
日本人が知らない、日本の話。
政治的な話、歴史認識の話だから、もしかすると気分が悪くなる人もいるかもしれない。
けど、あまりにも偏った歴史認識があたかも当然になってしまい、
その結果集団的自己否定に陥っている現状をみて、あまりにも胸が痛くなる。答えを出そうとするおこがましいことをしようとするわけではなく、ただただ、自己否定につながる観点をヒーリングするために、日本の歴史の教科書とは全く別の観点から日本の”戦いの歴史”を考察していこうとします。
正しいも間違いもありません。ただ、様々な観点があるだけです。Win-winの方向性をつくるために必要な観点をみつけたいです。
73年前の日本。過去の日本があるからこそ、今の日本がある。その想いを引き継ぐことは、日本人であるからにはすべきだと思う。日本が日本でなくなっている今、その想いを語ることはタブー視されるかもしれない。けれど、客観的に解析すれば、いまの歴史教育が戦争の勝者によって作られているのかがわかる。
集団で自己否定をする日本は、そろそろ変わらないといけない。その想いから、書きます。
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建物も、農地も、人も、
ことごとく破壊され、
東日本大震災の死者2万人の100回分、つまり200万人以上が亡くなった第二次世界大戦終戦後。
「もう二度と熱くなるもんか!」
アジアの独立に向けて立ち上がるも、明らかな戦争犯罪を犯し非人道的な戦争を仕掛けるアメリカを前に、これ以上非道徳な戦争を続けられないと決断した1945年8月15日の日本。
当時の世界は、資本主義による植民地戦略が横行していました。力を持たないアジア諸国は、次々と植民地となり、西洋の価値観を無理やり押し付けられる運命になったのです。その背景には、有色人種と白人を明確に区別する白人優越主義の考え方がありました。
西洋が植民地化を進める世界情勢をみた日本は、日本も同じく他国への影響力を持たなければならないと考えます。しかしながら、西洋は当たり前に他国を植民地化しているにもかかわらず、日本が他国に影響力を持つことは、西洋から許されませんでした。
そして、強制的退去を求められ、西洋に従属することを命令された日本。さもなくば、国力の命でもある石油をやらないぞと脅されたわけです。それが、事実上の最後通告ハルノートでした。
この時日本は、従属国になることを選択せず、未来永劫の独立国家となるべくアジアを代表して西洋に立ち向かう決断をしたのです。
また、おそらくこの決断は、「自国のため」のものではなかったでしょう。白人優越主義のもと次々に植民地化されるアジア諸国の姿をみて、ここで西洋に立ち向かう国が現れない限り、未来ずっと白人優越主義による世界支配が続くだろうと考えたはずです。
つまり、あの戦争は、日本、そしてアジア諸国が、独立国家として未来永劫の繁栄をするために、日本がアジアを代表して白人優越主義の西洋に立ち向かった戦いでした。
これが、当時の日本が掲げた大東亜戦争の大義だったのです。
ハルノートを突きつけられた日本は、圧倒的戦力差があるアメリカに対して先制攻撃パールハーバーを実施します。このパールハーバーを受けたアメリカは、これを対日戦争の根拠とし、日本人の殲滅に国力を総動員します。
しかしながら、日本の強さは、アメリカにとって開戦前の予想を遥かに上回っていたそうです。序盤、日本はかなりの応戦していました。
しかしながら、ミッドウェー海戦での大敗後、状況は厳しくなります。そして、敗戦の見込みが濃厚になった時、あの作戦が生まれたのです。
それが、片道の燃料と爆薬のみを搭載し、玉砕覚悟で敵地に臨む特攻隊でした。
「そんなの無駄死に作戦だったじゃないか」
そのように思う人もいると思います。しかしながら、あの時、すぐに敗戦を受け入れ、西洋の従属国になっていれば、いま日本という国は存在しないでしょう。アジアは植民地のままだった可能性があります。
あの特攻隊作戦は、戦争に勝つための作戦だったのではなく、支配権力には絶対に服従しない精神性を西洋に見せつけ、西洋に恐怖観念を与えることが目的だったと僕は思います。
絶対に、服従してなるもんか!
だまって負ければ、未来永劫白人優越主義の世界になってしまうだろう!
そのように、当時だけの損益で考えることではなく、未来の子孫達が独立精神を維持するために散っていったのが、彼等だったのです。
「未来の子孫達が、幸せに生きられるのなら本望」
そのような意志を持って、散っていった若者の数は、5000人を超えます。多くが10~20代の希望あふれる人材でした。
日本の不屈の精神を目の当たりにした西洋にとって、日本は恐ろしい民族に見えたことでしょう。だからこそ、その恐ろしい民族を徹底的に殲滅しようとし、沖縄上陸作戦、首都圏の大空襲、そして広島長崎への原爆投下を実行しました。その際、民間人に対する無差別殺戮も堂々と行われ、それは、軍人達の戦争に民間人を巻き込んでいけないという国際法を明らかに破る戦犯行為でした。
それくらい、当時の西洋特にアメリカにとって、日本の精神性は期待を上回るものであり、本当に恐ろしかったのです。
非人道的な無差別殺戮を行う西洋のやり方に対し、これ以上の戦争を挑めば、本当に日本民族を殲滅させてしまうわけにはいけない。そのように考え、未来の日本が再び再三再起するために、西洋の価値観を受け入れ習う決断をしたのが1945年8月15日だったのです。
天皇を立てて、国家一丸となり西洋に挑んでいた日本国民にとって、その敗戦の知らせは、本当に悔しかったものでしょう。
アジアを独立国家として、植民地支配を繰り返す西洋に対抗すべく立ち上がったものの、最終的には負けてしまった。当時の誇りとプライドが、どのような影響を受けたのかは容易に想像ができます。
そうした悔しさを抱いた日本に対し、さらなる圧力が来ます。
それが、テレビによるメディア戦略でした。
一家に一台あるテレビからは、刺激的な映像が流れます。そこで、楽しさを感じるとともに、いかにアメリカが素晴らしい国で豊かな国なのかが映し出されるのです。何度も何度も、そして繰り返し。
「あぁ、私たちは、こんなすごい国と戦ったんだ。」
「馬鹿な戦争をやってしまったんだ」
そのような自己否定が、無意識に刷り込まれていったのです。
一度は頂点に達した誇りとプライドが、いきなり崩れ落ちてしまったショック、そして、やり場のないやるせなさは、行き場所を失います。
その敗戦の悔しさのエネルギーは、戦後のモノ作り(Made in JAPAN)の成長エンジンになったのです。
戦争は負けたかもしれない。けれども、ものづくりで世界1番になってやる!!!その決断から生まれたのが、Made in JAPANブランドだったのです。
戦前は、不良品ばかりと国際社会に笑い者にされていたMade in JAPANは瞬く間に、世界一のブランドになっていきます。
当時の経済成長は凄まじく、お金で世界を統一する一歩手前まで行きました。
その日本の底力をみたイギリスとアメリカは、もうモノづくりでは日本に勝てないと思い立ち、新しい勝てる道を探したのです。それが、製造経済から、金融経済への移行に踏み切りるきっかけになったプラザ合意でした。その合意により、いきなり円の価値は200%アップさせられ、一瞬で、日本は1000兆円のお金を失い、2000兆円の借金を背負わされたのです。
お金がお金を生む金融経済への移行は、明らかに資本主義の倫理道徳に反していますが、その流れに逆らえない日本は、再びいままで積み上げてきた誇りとプライドを失ってしまうのです。
以来、借金を背負わされ希望が潰され、また、西洋のメディアにより自虐史観を植え付けられた日本人は、集団的な自己否定に陥ります。
この怒りの矛先をどこに向ければいいのかわからずまま、とにかく生きるために生きなければならない状況で、生きる意味や価値を見出せない若者や大人が増えています。
それが、2018年8月15日、いまの日本の現状なのです。
一度をアジアを取り戻すべく西洋に立ち向かった日本。
その日本は、実は戦争に勝ったとも言えるのです。というのも、戦争論理的には敗戦したかもしれませんが、日本が戦争に挑んだ目的、つまり西洋の支配からアジアを独立国家として解放させるという目的は達成されたのです。だかこそ、いまでもなお、戦争当時西洋の植民地になっていたアジア諸国から日本は愛され感謝されるのです。
そして、戦後は、西洋主導のパラダイムに合わせ、日本は努力し続けていきました。
その結果、かつては半年前の北朝鮮よりも世界中から嫌われていた日本が、いまでは世界からの信頼を勝ち取り、世界の中で影響力を持っているのです。
自らを犠牲にしながらも、何度でも大義のために立ち上がる日本。
そうした精神性が、私たち日本人のDNAには刻みこまれています。
1945年8月15日。西洋から倣う決断をした日本。
あれから、とことん西洋に倣い、世界にその存在感を放ってきました。
その西洋のやり方は、もう限界にきています。
倫理道徳を無視したいきすぎた資本主義により、数多くの社会問題が起きています。その問題をどのように解決すればいいのかわからない。その結果、アメリカは世界のリーダーを降り、アメリカファーストを掲げるほどにまでなりました。
いま、世界は新しいリーダーシップを求めているのです。
そこで、いま、再び日本は世界のために立ち上がるべきではないでしょうか。
アジアのために、人間の尊厳のために立ち上がってきた日本。
その精神性が、世界から求められているのです。
AIが登場し、人間は人間しかできない仕事をすべきだという、未来からのメッセージが来ている以上、私たち日本は、何に集中し作り上げていけばいいのでしょうか。
その答えは明確です。
「日本の和心の産業化」
だと僕は思います。
どんなに科学が進化しても、
どんなに物が豊かになっても、
未だ未解決どころか、
どんどん深刻化されている問題があります。
それが、
「人と人とがわかり合えない」
という究極的な命題です。
どんなにいいビジョンを持っていたとしても、どんなにいい志をもっていたとしても、お互いに自分の価値観にだけ固定し交流していたら、一体どんな問題が起きるでしょうか。
いま、そのような問題が、日常のありとあらゆるところで起きています。
その結果、実は、人の心は傷だらけなのです。
傷だらけの心。
その心を癒す力を持った唯一の民族が、日本なんです。
かつて、磨きげられてきた日本の和心。
和心とは一言で言えば、すべてがつながった世界です。
自分と他人に分離がなく、格差がない世界です。
その感覚こそが、いま世界に最も求められているんです。
だからこそ、この感覚を明確にDefineし、教育体系化していくことができ、世界に輸出できるとしたら、どんなにいいことでしょうか?
西洋の限界さえもバージョンアップさせることができ、血が流れるのもなく、愛しか生まれない革命を起こすことができるのです。
ぜひ、日本人だからこそ、日本人がすべき仕事をみんなでしていきたい。2018年8月15日、僕はそう思いました。
みなさんは、8月15日何を感じられましたか?
もし共感してくださったり、何か一緒にやりたいと思ってくれた方、ぜひご連絡ください^ ^
いま何が求められるのか、歴史から学び、誰もが歩んだことない人生を共に作っていきましょう!
小林隆人
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